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2020.12.15 114「リモートワークでの注意点」

仕事とは会社に行くこと、といった認識が一般的になったのは、江戸時代なら武家社会の一部、
一般には明治維新以降だと思います。出社での仕事では、仕事時間や内容が管理され、仕事の
終了がわかりやすい分、その時に得られる達成感がはっきりします。

達成感が得られるとき、脳では報酬回路が働きます。ドーパミンが分泌され、その仕事に快感が
貼り付けられ、次回以降のやる気に結びつきます。また、ドーパミン分泌は海馬で記憶を促進し、
運動野・小脳などでスキルの定着を促進します。

しかし、リモートワークだとこれがありません。自分で「よくやった」「さすが」などと褒めるか、
パートナーなど家族の人とあらかじめ話しておいて、ほめてくれるたびにお小遣いを積算していく
システムなどを作る必要があります。

この際、気を付けたいのは、最初の内は毎度毎度褒めを入れる、褒めを入れてもらう方が良いですが、
その後は間引きが必要です。これをしないと褒められたときのドーパミン分泌が低下していきます。
50~75%くらいが望ましいので、適当に間引いて、やる気を維持しましょう。

また、あらかじめ仕事をこなした場合の報酬を仮想でいいので口座に入れ、その日、こなせなかった分が
報酬から引き落とされる、コミットメント方式も有効と考えられています。

公立諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授


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