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2019.04.23 095「振り込め詐欺と認知症の関係性」

米司法省によると、米国の高齢者がだまし取られたり、盗まれたりした被害金額は年間30億ドルに上るそうです。
判断力が優れていれば、振り込め詐欺などの電話を切ることもできるはずですが、
自分をだまそうとする相手との会話をなかなか終わらせることができない症状は、
認知症の兆候の可能性があるという調査結果が、このほど米内科学会誌に発表されました。

調査結果によると、認知症の兆候が表れていない高齢者のうち、電話を使った詐欺の可能性をほとんど、
あるいは全く認識していない人は、その可能性を認識している人に比べて、軽度の認知力低下か、
場合によってはアルツハイマー病のリスクが高いそうです。

また、金銭に関する判断力の低さや、日常生活の中の複雑な作業がうまくこなせないなどの症状は、
記憶力の低下といった明らかな認知症状を発症する前に表れる可能性があるそうです。
認識機能障害について早期の検査を実施すれば、詐欺などの被害は防止できる可能性があるとの指摘もあります。

公立諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授


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