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2019.03.20 094「夕暮れ症候群(別名:日没症候群、たそがれ現象)」

認知症高齢者の中で、日中は穏やかに過ごす人が夕方近くになると少しずつ落ち着きがなくなり、
徘徊や独り言が始まるなどの不穏になる現象を「夕暮れ症候群」と呼び、
過去の調査では認知症高齢者の少なくとも10%以上で認められると推定されています。

詳しい発症メカニズムは判明していませんが、認知症高齢者は夕刻から就寝時間帯にかけて
脳の覚醒度が低下することが一因ではないかと疑われています。

対策として、寝床以外では「しっかり目を覚まさせる」ことを試すことが考えられます。
特に覚醒度が低下しやすい夕方以降に、周囲から積極的に話しかけたり、テレビや音楽などを鑑賞
させて視覚や聴覚を刺激したり、軽いレクリエーションを行うなど、できるだけ脳を活性化させます。

就寝時刻が近づくまで室内照明も明るくした方が良いでしょう。
夕方から深夜にかけての光(ブルーライト)は体内時計の時刻を遅らせますが、夕暮れ症候群にとっては
むしろ好都合であり、明るい光には即座に脳波活動(周波数)を高めて覚醒度を上げる効果もあります。

公立諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授


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