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2015.09.24 052「アルツハイマー病の血液検査」

アルツハイマー病にはアミロイドβというものが関わっていますが、血液検査は今まで容易では ありませんでした。
しかし、国立長寿医療研究センターが開発した「マイクロビーズ」と豊橋技術科学大学が開発した 「半導体イメージセンサー」を組み合わせることにより、アミロイドβペプチドの高感度検出に成功しており、これがアルツハイマー病の診断に
役立ちそうです。

また、筑波大の内田先生、東京医科歯科大の朝田先生らは、アミロイドベータを排出したり毒性を弱めたりする働きを持つ
3種類のたんぱく質に着目し、茨城県の高齢者約900人を12年間追跡調査しました。
その結果、血液中の3種類のたんぱく質の量が少ないと、認知機能検査の点数が悪い傾向があり、アルツハイマー病予備軍 とされる「軽度認知障害(MCI)」のリスクが高いことを明らかにしました。
血液中の補体タンパク質、アポリポタンパク質、トランスサイレチンの3つの血清タンパク質を組み合わせた解析 (マルチマーカーによる回帰分析)により、認知機能健常とMCIを約80%の精度で識別することに成功したのです。
この検査は、既に実用化されており、全国約400の医療機関で検査を受けられるそうです。

なおこの検査法の開発にかかわった朝田先生は、パチンコやパチスロが認知症の予防に役立つのではないかと考え、 MCIが認知症に移行するのを抑制することを目指す講座に導入しています。

諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授


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